人事制度豆知識No.4<人事考課制度の活用>



<人事考課制度の活用>

人事考課制度はなぜ必要なのでしょう。社長が社員全員の能力を把握できるのは、せいぜい30人程度の規模までにとどまります。その規模を超えると、管理職に人事考課をさせる必要性があります。人事考課をする人を考課者といいますが、この考課者がバラバラの基準で人事考課をしないように、考課基準をつくります。それが職能要件書であり、人事考課表です。

・職能要件書は、人の能力を測る物差しとして必要です。能力により公平に処遇するための基準です。そして人事考課表は、その考課対象期間の被考課者の行動を考課するためのものです。この二つで人事考課を行い、その結果を昇給や賞与、昇進などの処遇に反映させます。

・人事考課をより公平に行うためには、目標管理制度と併用することがのぞましい形です。本人が設定した目標について上司と話し合うため面接で目標を確定します。目標は考課対象期間の終了後に達成度合いを計算し、また面接で結果を確認します。その結果を人事考課の成績考課に反映するのです。

・このような人事考課はすべて点数化して人事部局で社員の成績として記録を整理して保管します。その内容は経営者が確認して処遇を決定します。その後の昇格などの資料としても有効利用します。

・人事考課の期間については、企業の実態に応じて設定すれば良いのですが、短い場合は3カ月~半年程度、長い場合は1年となります。

・人事考課により、社員の公平感が高まります。面接も必ず実施し、社員の業績と能力向上のために上司や先輩が協力する仕組みとしても活用できます。

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